こんばんは!
クリックをありがとうございます。
松本敏です。
普段、塾では中学数学と中学英語をメインに科目指導していまして、特に英語は高難度レベル(英検準2級レベル)を教えています。
ある程度はどのように教えるかの内容が固まってきているため、生徒に納得感を抱かせる授業はおおよそ出来ています。
しかし、授業をすればするほど
・もっと効率的に学ぶ方法は無いのか
・意志だけに頼らない科学的な方法は無いのか
と疑問を抱き始め、あらゆる書籍に触れていたのですが、ようやく腹落ちする書籍を見つけました。
こちらが、この書籍!

今井むつみ氏による書籍でして、最も惹かれたのは"認知科学に基づく"英語独習法という部分。
簡潔にまとめますと、
①ネイティブと第2言語で英語を学ぶ人では言語習得のプロセスが違うため、巷で賑わす"ネイティブレベルになる本"等に否定的である
②ネイティブの思考に触れながら、文法を日本語との比較をして解説している
③コーパス(言語学において、自然言語処理の研究に用いるため、自然言語の文章を構造化し大規模に集積したもの)を用いることで、単語の関連性を踏まえながら押さえる
というような事が書かれています。
正直、私が最も共感した一文は
どれだけ教育者が英語を分かりやすく押さえたとしても、学習者が定着をさせなければ意味をなさなくなる(要約)
と言うものでして、「まさしくそうだな」と思う気持ちが大半です。
一方で、塾講師としては成績をあげる目的を果たすために、定着させるために色々な手段を考え実行させる必要があることも再認識。
また、この書籍は著者も書いている通り、ある程度の英語力がある人向けに、より上達させるためにどう施すかを記しているので、初学者にはお勧めできません(^_^;)
いわゆる"勉強法"を知りたい場合は、ビジネス書コーナーにあるようなモノに触れることをおすすめします!
時々、英検準1級のテキストに目を向けて取り組むと、
よーし、やってやるぞ!
と思っては、本来のきほじょうの勉強をする感じだったので、きほじょうの勉強が落ち着いたら英語にも触れていくぞ~!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次回の更新をお楽しみに!