こんばんは!
クリックをありがとうございます。
松本敏です。
今日は現役塾講師として俗に言う暗記科目と言われる理科・社会について勉強法をまとめてみました。
まず初めに暗記科目という言葉の危険性について書いていきます。
危険性って何じゃ?
と思うかもしれませんが、ただ単に用語を暗記しているだけでは点数に結び付くのが困難であるということです。
具体的に私の専門である社会の歴史分野で例を出すと
織田信長
という人物名を覚えているだけでは点数に繋がりません。
同様に、出来事や実験名だけ覚えていても点にはなりません。
例えば、中1理科で学ぶ光合成という用語を覚えていても、問いに答えるのは困難となります。
今上であげた2つについてどのように覚えれば点数に繋がるのでしょうか。
それは2つあります。
①どの文脈で出てくる用語なのかを確認する
②周辺の知識と繋げていく
この2つが必要になります。
先程の織田信長であれば
織田信長
室町時代の終わりで活躍した人物
桶狭間の戦いで今川氏を破る
長篠の戦いで武田氏を破る
楽市楽座を行う
天下布武を掲げ天下統一を目論む
というようにこの人物が出てくる時代ややったこと、出来事を繋げていきます。
更に余裕が出てきたら、楽市楽座とは何かや、この政策でなにが変わったのかを追求できると尚良しですね。
2つ目の例である光合成であれば
植物が葉緑体の中で水と二酸化炭素を吸収して、日光を浴びることで有機物であるブドウ糖と酸素を作り出すこと
葉の一部をアルミホイルで隠す実験
というように出来事と関連する実験がある場合はそれも確認をするといった具合で取り組んでみましょう。
こういった用語の結び付きをある程度、出来たところですぐにテスト範囲となる問題集を解くこと。
その中で見たことない知識と出会っても「こんなの知るか!!」と抗うのではなく、「またひとつ賢くなった」とクールに受け止めると点数にも結び付くことがしやすくなります。
後は受験勉強も同様に取り組めるところではありますが、如何せん広範囲になります。
更に、取り組んだ分野がまるまる出題され無いこともあります。
社会だと大正時代の問題がごっそり出なかったり、理科の方が顕著で光の分野が全くでないことも大いにあります。
だから捨て分野を作れば良いかというとそれはお勧めしません。
勉強しなかったところがたまたまでなければ、ラッキーですが反対に多く出題されたら、その分点数は下がります。
ですから、極力分からないところを作らないようにするために勉強をしていきましょう。
私は漏れなく勉強をすると言いますが、教育系YouTuberの葉一さんは知識の穴を埋めていくと例えています。
まさしく落とし穴にハマらないように知識を入れていくようにすれば、落ち着いて取り組めるようになりますよね!
こういった形で是非、暗記科目と言われる理科・社会に挑んでください!
ここまで読んでくれた皆さんならもう分かると思います。
"暗記"という言葉に惑わされないようにしてくださいね!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次回の更新をお楽しみに!
最後に本記事で紹介した葉一さんの書籍のリンクを貼っておきます。
2回読んでいますが、私も彼の話を参考にして生徒に伝えることがあります。
是非、読んでみてくださいね!